
主に、ポスターなどの掲示物を貼る、という用途の掲示板ですが、どうやって選ぶのがいいの?? 選ぶ基準がわからない・・・!
そんな時には、たとえばこんな順番だと探しやすいかもしれません…。
その1. 壁付タイプ?自立タイプ?
屋外掲示板を設置できる場所は限られているかと思いますので、地面に立てる(自立型)か、または壁面につける(壁付型)か?を決めてしまいましょう。
壁付タイプと自立タイプの違いは・・・?
掲示板部分は壁付も自立も同じなので、単純に「支柱がつくかつかないか」の違いになります。
うまく目に入る場所に取り付け可能な壁があれば壁付タイプでいいのですが、そうでない場合は、見やすい場所へ自立タイプを埋込設置する方法になります。
自立タイプは支柱がつくぶん、本体価格が上がるのと、支柱の長さだけで2.5M以上あるため、送料も上がります。
工事についても、自立型は地面へ埋め込み施工が必要になりますので、壁付型と比較して大がかりになります。


設置方法は?
■壁付・・・ L金具とビスでとりつけか、ビスで直に取付になります。通常は~数時間で施工完了します。
■自立・・・ 支柱を組み立てた後、地面を掘って、砂利やセメントを用いて支柱を埋めこみ凝固させ、固定します。完全に乾くまでは数日間かかります。
その2. サイズを決める
掲示面サイズって、どうやって決めればいいのかな?

例えば学校で作品を貼る場合など、一度に掲示する物が多いようであればそれだけ大きいサイズが必要になります。町内会などで使うお知らせ専用の掲示板の場合には、最低限必要なサイズにしておいて、お知らせをこまめに貼り換えて常に最新情報にしておく方が、内容も見られやすくなります。
注意:掲示板によって有効掲示サイズは異なります!
商品名に書いてあるサイズは掲示板の外寸法であったり、掲示板に使われている板自体のサイズである場合が多いので、特に大きいポスターを貼る予定がある場合には、『有効掲示寸法』を事前に問合せておくと安心です。

(掲示面)高さ900× 幅1200、 高900× 幅1800、高1200×幅1800(mm) の例
上のカバー無し掲示板の例ではタテ900mmのサイズの場合、最大A1縦サイズ(594×841)が貼れています。

上の自立掲示板(ガラス戸つき)の例では、同じタテ900mmサイズでも上部に幕板がつくため、有効掲示面が少し小さくなり、最大でB2縦サイズ(515×728)になっています。
その3. 掲示板に、カバーは必要・・・?
サイズまでなんとなくイメージできたら、次に表面カバーの有無について決めましょう。
★掲示板には表面カバー(ガラスや透明アクリル)の有るものと、無い物があります。
【カバーあり】
○メリット
・雨風から掲示物をある程度守れる
・ピンタイプの他に、マグネットタイプも選べる
(カバーの無い屋外掲示板は、ピンタイプのみです。風で飛んでしまうので)
・奥行きがあるタイプは厚みのある作品も飾れる
・紛失の心配が少ない
△デメリット
・価格はカバー無しよりも高め
・掲示物の貼り換え時にカバーを開ける必要がある(鍵の管理など)
【カバー無し】
○メリット
・価格が抑えられる
・カバーを開ける手間がない
・掲示物が直に貼ってあるので、カバー有りよりも目に入りやすい(近い)
△デメリット
・雨風が掲示物に当たる(だいたい小さなひさしはありますが、雨は当たります)
・掲示物に雨対策が必要
・紛失の心配がある
・ピンタイプしか選べない
とにかく価格は抑えたい!という場合はカバーなしタイプがおすすめです。
画びょうは抜き差しが大変だからマグネットタイプがいい!という場合には、
ガラスの引戸やアクリルの跳ね上げ扉がついたカバー付きの中から探していただくのがいいと思います。
例えば自宅のすぐ外など、掲示物を管理しやすい場所であれば、カバー無しのタイプでも使いやすいかもしれませんね^^
